過労死防止大阪センター

コラム

「命より大切な仕事はありません」遺族の思いを訴えています

過労死を考える家族の会 寺西 笑子  1996年2月、夫(49歳)が過労自死しました。当時、自殺は故意の死とされ労災の対象外になっており国は認定しない時代でした。また申請者側に立証責任があることも知らず証拠も協力者もない中、なす術はなく1年以上何もできず苦しみました。夫が必死に働いたことを根拠に過労死110番に相談し、夫の生きた証を立てたい一心で先の見えない闘いに挑んだのが始まりでした。闘いを巡っては認定闘争に5年、使用者責任追及の民事訴訟に5年余り苦難の連続でしたが弁護団のご尽力と支援者や家族…

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【コラム】過労死をなくしていくために 企業による権利主張の妨害に歯止めをかける必要性

過労死防止大阪センター 幹事NPO法人POSSE岩橋誠 NPO法人POSSEは、過重労働や職場でのハラスメントなどで悩んでいる働く方から無料で相談を受け付けており、解決までのアドバイスや支援をしています。年間1000件以上の相談がメールや電話、LINEを通じて寄せられており、その中には過労死や過労自死に関する相談も多数寄せられています。相談を受けて、労働災害の申請のために必要な証拠の収集や弁護士の紹介などの形でご遺族をサポートしています。 過労死に関しては、毎年200人近いが国から労災だと認めら…

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【コラム】『過労死等が起きない社会を願って』

 大阪過労死を考える家族の会は、1990年12月に結成され、32年目を迎えます。  過労死等防止対策推進法が施行されて 8 年が経ちますが、未だ様々な職種で、若い世代の過労死や過労を原因とする被災者が、後を絶たない現状です。二ヶ月に一度開催しています定例会では、親、兄弟、配偶者、子を過労死で喪ったご家族や過重な働き方により病を発症した当事者が、参加されていて、苦しい胸のうちを明かしたり、労災申請や訴訟について進捗状況の報告をするなど、様々な境遇に置かれている会員同士が、情報交換をしながら励まし支…

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