過労死防止大阪センター ~大阪からそして日本から過労死をなくすために~

過労死防止大阪センター ~命を救う活動に 是非 ご参加・ご支援・ご協力ください~

過労死防止大阪センター・第11回総会・シンポジウムを開催しました

4月25日に第11回過労死防止大阪センターの総会およびシンポジウムをエルおおさか本館研修室2で開催しました。 今回のテーマは「「新しい働き方」にひそむ労働問題」として、これまであまり取り上げられてこなかったリモートワーク(テレワーク)、副業(ダブル・トリプルワーク)、スポットワーク、そして公益通報者の過労死についてご報告いただきました。 まず「リモートワークと労働時間管理」というテーマで、笠置裕亮弁護士(横浜法律事務所)から、担当された横浜市の補聴器メーカー「スターキージャパン」で働いていた50…

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第11回過労死防止大阪センター総会・シンポジウムのお知らせ

第11回 過労死防止大阪センターの総会、シンポジウムを開催します。ぜひ、ご参加ください。内容は次のとおりです。 テーマ:「新しい働き方」にひそむ労働問題 日 時:2025年4月25日(金)18:00~(受付:18:00)会 場:エルおおさか 本館5階 研修室2 地図   (Zoomでもご参加いただけます。要・事前申し込み) 第一部:シンポジウム 報告:大阪における労働行政の取り組み :大阪労働局    リモートワークと労働時間管理  :笠置裕亮弁護士    ダブルワークと過労自殺     :立野…

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教員の過労死等防止のために―責任なくして予防なし―

弁護士  松丸 正 1 公立学校の「熱血先生」の過労死等の公務上認定の受けとめへの違和感 私は多くの公立学校教員の過労死等の公務上認定に取り組んできた。しかし、給特法の下、公立学校教員の時間外勤務は、勤務時間として評価されず、自主的・自発的勤務と「整理されてきた」状況の下では、勤務時間は適正に把握されることなく、出勤簿に押印のみという学校が多かった。 公務上認定による補償を受けるためには、遺族らと弁護団の「見えない時間外勤務」を可視化するための多大な努力が求められ、10年以上かけてようやく訴訟で…

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